本屋さんに入るとたまに文房具やCD等も一緒に並べている書店がある。レンタルビデオ屋がお菓子を一緒に置いているのはなんとなく分かる。本と文房具を一緒に購入された方はあまり聞いたことがないし、特にシナジーを生みそうな商品類でもない。
これには意外な事実が隠されているのである。
本屋で立ち読みができる理由に関係している。本の小売店は「再販制
業界が守られている。このルールによって書店
本屋にとってみれば売っても売らなくても在庫リスクはほぼ0である。抱えるのは場所代のリスクだけ。経営者の観点から見れば利益の薄い品物より利益率の高い商品が売れればそれに越したことはない。本や雑誌の立ち読みはいわばそれらの利益率の高い商品を買わせるためのサービスだ。
本の営業利益率は1-3%に対して文房具は40%を越えるものもある。
このように商習慣をうまく使ったビジネスがあるんだということを学んだ。
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